新型コロナ検査キット 東京都が20代対象に無料配布始める(東京新聞2022年8月2日)

  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都は一日、感染が疑われる二十代を対象に、検査キットの無料配布を始めた。検査や受診が集中する医療機関の負担を軽減する狙いで、都の専用ウェブサイトで申し込みを受け付けている。

 対象は発熱などの症状がある都内在住者。申請者の自宅に検査キットを郵送し、申請者自身が検査する。陽性の場合は、検査結果の写真を都の「陽性者登録センター」に送ってもらい、医師の確認を経て保健所に発生届けを提出する。
 申し込みが一日七万キットに達した時点で、その日の受け付けを終了。事業期間中は一人二回まで申し込みができる。問い合わせは都検査キット直接配送事務局コールセンター電=0570(020)205=へ。

本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。

同都では、「診療・検査医療機関への検査・受診の集中を緩和」するとともに、「発熱等の症状がある」者が「速やかに適切な保健医療サービスを受けられる」ようにする目的から、「新型コロナを疑う症状がある」「有症状者」に「体外診断用医薬品として承認を受けた抗原定性検査キット」を、2022年「8月1日」から「無料」で「配布」*1

「投網型鎮静」*2に向けた同取組。申込状況は要確認。

*1:東京都HP(都政情報 :報道発表 : これまでの報道発表報道発表/令和4年(2022年):  8月   )「 抗原定性検査キットの配布(3446報) 

*2:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)120頁