東京都、庁内DXの取り組みを表彰 業務効率化に貢献(日本経済新聞2022年8月26日)

  東京都はデジタルトランスフォーメーション(DX)によって行政課題の解決につなげる庁内の取り組みを表彰する「都庁DXアワード」を新設し、26日に表彰式を開いた。最も優秀な取り組みには、福祉保健局の「豊洲市場の衛生監視業務のデジタル化」が選ばれた。ほかに産業労働局や主税局などが取り組んだ4件も表彰された。

優秀事例は外部の有識者を交えた審議会で、サービスの使い勝手の良さや業務効率化への貢献度などをもとに選定。福祉保健局は豊洲市場の衛生監視業務にタブレット端末を導入したことで、現場でデータを直接入力して事務所とリアルタイムに情報交換できるようにした。

このほか、産業労働局は農作業のスケジュール管理をするアプリを更新し、主税局は都税収入をグラフを用いて見える化した。福祉保健局はワクチン接種の予約管理システムを導入し、港湾局は島しょ部へのアクセス方法や運行状況が分かるウェブサイトを構築して受賞した。

都は表彰した事例を広く周知し、行政のデジタル化を加速させるとしている。

本記事では、東京都におけるデジタル活用の取組を紹介。

同都では、同「都庁内」での「デジタルを活用した」「実践の取組を表彰」する「都庁DXアワード」*1を開始。「エントリー」は「15件」があり、その中から「有識者を含む審査会」で「都庁DXアワード」を「5件選定」*2

「利用者の視点」*3からの効率化の状況は要確認。