小学生が節電宣言 「環境局長」小池都知事が任命(東京新聞2022年12月1日)

 冬の電力不足や気候危機に対応するため、子どもたちがそれぞれの節電対策を披露する「わが家の環境局長サミット」が二十九日、東京都庁で開かれた。
 サミットには百四十人の応募から選ばれた都内の小学生十人が参加。小池百合子知事はエネルギーを「減らす、創る、蓄(た)める」の頭文字をキーワードにした「HTT」の取り組みについて「冷蔵庫の設定温度を変えたり、家の中でマフラーやソックスをはくだけでHTTになる」と紹介した。
 トキワ松学園小一年の荻野笑深莉(えみり)さんは「テレビやゲームをしないで本を読みます」と宣言。ほかの子も、「家族で一つの部屋に集まる」「公園で遊ぶ」「湯たんぽを活用する」など、エアコンの使用を抑えるアイデアを次々と出した。小池知事は「みんな一人一人が心掛けると問題は解消できる」と呼び掛け、環境局長の任命証を授けた。(沢田千秋)

本記事では、東京都における家庭における環境対策の取組を紹介。

同都では、「主として小学4年生以上」「小学生」を対象に、「子どもが」「環境局長」となり、「家族で楽しみながら節電対策などのアクションに取り組む事業」*1を開始。

同局長の就任には、「エコアクション」という「アクションカード」を「登録」すると、「名前、小学校名、学年を印字した」「わが家の環境局長任命証」と「学校でも使える」「環境局長グッズ(紙製ファイル)」が「贈呈」*2される。

同職就任を通じた「高いパフォーマンスを上げる」*3状況は要確認。