■ごみ収集に燃料電池車 多摩市が5月に試験導入(東京新聞2023年3月30日)
東京都多摩市は五月から、都などと連携し、ごみ収集に水素で走る
燃料電池車を試験導入する。市によると、
多摩地域の
自治体で初の試み。
燃料電池車は水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、
二酸化炭素(CO2)を排出しない。音が静かなことも、住宅街を走行するのに適しているという。市内には大型車両も使える
水素ステーションがあることなどから、都が募集した導入
自治体に選ばれた。
ごみ収集車は早稲田大が開発。全長七メートル、幅二・一メートル、高さ二・五メートルで、千五百キロのごみを積むことができる。試験運用の期間は五〜七月と十〜十二月の計六カ月間。都は試験導入で効果を検証し、都内普及に向けた課題を整理する。(宮本隆康)
本記事では、多摩市における二酸化炭素排出実質ゼロの取組を紹介。
同市では、「2050年までに二酸化炭素排出実質ゼロを目標」とするなか、同「市内」では「大型車両に充填可能な水素ステーションがあること」と「比較的勾配が多い」「地形を活かし」て、2023年「5月~7月」と同年「10月~12月」の間、「燃料電池ごみ収集車の試験運用を実施」*1。
「地域特性に応じた」*2同取組。実施状況は、要確認。