■南海トラフ地震や豪雨災害時、アマゾンが尼崎市に物資提供 市内物流拠点の備蓄品1万5千点(神戸新聞2023年5月24日)
南海トラフ巨大地震や豪雨などの自然災害に備えるため、兵庫県尼崎市は23日、アマゾンジャパン(東京)と支援物資の提供に関する覚書を交わした。有事の際、同社が同市東海岸町にある物流拠点「尼崎フルフィルメントセンター」に保管する約50種類、約1万5千点の備蓄品を市の要請に応じて届けるほか、同社と市、地域が防災訓練を行うなど、平時から協力態勢を構築する。
同社は同日、国内で初めて同センターに支援物資の保管拠点「ディザスター・リリーフ・ハブ」を開設した。米国、ポーランド、オーストラリアに次ぐ4カ国目。商品の入出荷、配送システムを駆使し、災害支援を専門とする2法人の要請を受けて、全国の被災地へ迅速に支援物資を届ける仕組み。
本記事では、尼崎市における協定締結の取組を紹介。
同市では、同市内に「物流倉庫を置く」同社との間で、「災害支援物資」の「協定」を「締結」*1。同協定に基づき同社では、「災害支援を専門とするNPO・NGOと連携しつつ」同「物流倉庫内に」「非常用電源、椅子、子どもの遊び場セット、バスタオルセットなど」の「より安心して避難所で生活できる物資」を「準備」*2する予定。
「公-民協定(縦型協定)」*3に基づく同取組。同協定に基づく具体的な支援状況は、要観察。