AIナビで利便性向上へ 町田バーチャル市役所「まちドア」 チャット機能でオンライン手助け(東京新聞2024年8月4日) 

スマートフォンやパソコンで各種手続きができる東京都町田市の「バーチャル市役所ポータルサイト『まちドア』」に7月下旬、生成AIと3Dアバターを組み合わせた「AIナビゲーター」が登場した。申し込みや申請などについて文字や音声入力で問い合わせると、AIナビゲーターが文字で回答してくれる。(北浜修)
 AIナビゲーターは「マチネ」と「マーチ」と名付けられた2人のキャラクター。デザインと愛称は、今年5月に市民のオンライン投票で決まった。2人はチャット機能を通じて利用者を案内し、手続きを進める手助けをしてくれる。
 「まちドア」は今年4月に開設され、市のホームページや各検索サイトからアクセスできる。「マチネ」と「マーチ」の登場に合わせ、市のプロモーション動画も公開している。
 市によると、サイトには約140件のサービス事項を集約しており、今後さらに拡充する方針。開設後のアクセス数は月約5千件で、保育所の入園や学童保育クラブの入会申請などが多いという。
 石阪丈一市長は会見で「手続きに入りやすくなり、市民にとって便利になる」とAIナビゲーターの案内による利便性向上へ期待感を示した。

本記事では、町田市におけるオンライン手続きの取組を紹介。

同市では、「保育園の入所申請などのオンライン申請」「施設予約等のさまざまなデジタルサービス」を「集約」し、「スマートフォンに最適化した画面で簡単にアクセスすることができるポータルサイト*1を開設。あわせて同「市役所のオンライン手続を案内する」「AIナビゲーター」も「公開」*2

「人の手を介さ」*3ない同取組。利用状況は要観察。