県庁本庁舎(横浜市中区)の大会議場で22日、初めての試みとなる結婚式が行われ、黒岩知事や庁舎公開に訪れた一般客が、新郎新婦の門出を祝った。
 結婚式は県の若手職員が発案した。この日、式を挙げたのは県職員3組。県精神保健福祉センターに勤務する渡辺朋也さん(27)と真伊さん(24)は、婚姻届は出したが式を挙げていなかったという。2人は「歴史のある大会議場で式を挙げられて感動した」と話していた。大会議場は1928年に完成し、66年まで県議会議場となっていた。現在は入庁式などで使われている。県は今後一般向けに事業化する予定だ。会場使用料は7万円程度で、ブライダル業者に払う衣装、演出費などが別途かかる。問い合わせは県庁舎課(045・210・2600)。

本記事では,神奈川県における庁舎での結婚式開催を紹介.
2014年1月27日付の本備忘録で記録した同取組.2014年3月22日に,「大会議場」にて「10時」「13時30分」「15時30分」*1の3回開催.同大会議室は「旧議場」*2でもあり,議会空間が必要とされる目的の一つに「正面から向き合った話し合いや決めごとするのに使いやすい」*3ことがあるように,今後向き合って話し,今後の人生を決めていくお二人が結婚式をこの場で開催することは,(結構)適する空間とも考えられなくもない.今後の「一般向けに事業化」後の利用状況は,要確認.

*1:神奈川県HP(観光・名産観光・レジャー観光・名所 )「「県庁本庁舎」の公開について

*2:神奈川県HP(観光・名産観光・レジャー観光・名所 )「神奈川県庁本庁舎(キングの塔)

*3:Parkinson,John.(2012)Democracy and Public Space: The Physical Sites of Democratic Performance,Oxford UP,p.94.