千代田のサクラ、クラウドファンディングで支援を 目標の1000万円まで280万円(東京新聞2024年4月30日) 

 東京都千代田区が区内のサクラの維持管理費をインターネットのクラウドファンディングで募っている。期限は5月9日だが、目標の1千万円まであと約280万円足りない。区の担当者は「不足分は区の予算を充てることもできるが、人々の善意だけで維持していけるのが理想」と話している。

 約2千本のサクラを守るため、区は基金から樹木医による診断や害虫予防、成長の記録作りなどに年間計900万円を充てている。新型コロナ禍以前は千鳥ケ淵の「さくらまつり」会場などで寄付を募り、維持管理費としていた。
 だが、まつりが3年連続中止となり2022年からクラウドファンディングを開始。22、23年は目標の1千万円を超えた。区は今回でクラウドファンディングを最後にする方針。
 寄付者には、サクラがデザインされた茶わんや、案内板への名前の記載などの特典がある。寄付は「キャンプファイヤー」のサイトから。(小沢慧一)

本記事では、千代田区におけるクラウドファンディングの取組を紹介。

同区では、「さくらの維持管理費を集める」目的から、2024年「3月12日から」「5月9日」までの予定で「クラウドファンディング」を「実施」してきたところ、同年「4月25日時点では約706万円」*1となっていることを公表。

「特定の目的実現のための時限的な」*2同取組。今後寄付の状況は、要観察。