9月14日午後から9月16日午後まで,韓国ソウル特別市へ出張中のため,出発前の9月14日午前に記録(第2日目).
ソウル特別市と東京都における議会等に関する研究交流.下名,余り得手な観察対象ではないこともあり,青息吐息気味に,2009年7月31日付及び同年8月5日付でも記した,この夏の3つの「宿題」の一つであった,議会事務局について担当.
財団法人自治体国際化協会が取りまとめられた『韓国の地方自治』を拝読すると,同国における地方自治法第82条に基づき,「条例に基づき,広域自治団体の場合は事務処」,「基礎自治団体の場合は事務局または事務課を置くことができる」*1とある.任意設置ということなのだろうか.興味深い.また,その規模は,事務処(広域自治団体)の場合は「平均74名(50〜206名)」(46頁),事務局/事務課(基礎自治団体)の場合は「平均15名(7〜28名)」(同頁)ともあり,もちろん,個別自治体での様相を確認しなければならないものの,総体的に捉えると,同国の自治体における議会事務局の方が,日本の自治体の議会事務局の規模に比べると,若干,大きい模様.出張中に可能であれば,要確認.