9月14日午後から9月16日午後まで,韓国ソウル特別市へ出張中のため,出発前の9月14日午前に記録(最終日).
ソウル特別市と東京都における議会等に関する研究交流.下名,余り得手な観察対象ではないこともあり,青息吐息気味に,2009年7月31日付及び同年8月5日付でも記した,この夏の3つの「宿題」の一つであった,議会事務局について担当.
全国町村議会議長会に設置された分権「第2次地方(町村)議会活性化研究会」が,2006年5月に取りまとめられた『時代に対応した新たな町村議会の活性化方策 −最終報告−』を拝読すると,「欧米の現状は,議会事務局については存在しないところ,あっても小規模のところ,逆に充実したところと,かなり多様である」*1と紹介.そして,「ない場合には議員に公設秘書を認めたり,政党助成を行ったりして補佐機能を充実しているところ」(93頁)があるとして,アメリカ,ドイツの取組も紹介.各国の自治体における統治機構の形態に依拠する部分もあるとは想定されるものの,議会事務局という集団的補佐と議員及び政党個々に対する個別的補佐の2つの補佐形態への比重の置き方には,国毎での特徴が窺えそうか.出張中に可能であれば,こちらも,要確認