小林大祐先生より,ご恵与賜りました.ありがとうございました.
「都市レベルの交通政策」において「競争性を柱とした市場化が要求される」時代状況のなかで,「実際には地方自治体や公共交通を供給する企業が連携して成果を高める,協調型システムがドイツの諸都市で普及した」(116頁)という「アンビバレントな市場化」(118頁)に至ったのは,「なぜか」という問題設定のもと,「「利益」,「制度」,「アイディア」」の「3つの視座」」を通じて「政策変化を説明」(同頁)された本稿を拝読させていただき,下名未知の分野でございます,運輸連合をはじめとする,ドイツにおける都市公共交通制度・政策を学ばせて頂くとともに,本稿で設けられた「視座」の,政策分析における有効性を考えさせて頂く大変貴重な機会を賜りました.ありがとうございました.
下名個人的には,我が国の自治体が直面しております,地域公共交通の現状を想起させていただき御高論を拝読させていただき,その運営主体として,ドイツのような管理レベルの連合形態の可能性について考えさせて頂く機会ともなりました.
心より御礼を申し上げます.誠にありがとうございました.