レンタル大手TSUTAYA(ツタヤ)を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と宮城県多賀城市は11日、CCCが企画・提案する市立図書館を新設すると発表した。2015年夏にオープンする。
 CCCが図書館の企画を手掛けるのは、ユニークな運営で注目されている佐賀県武雄市図書館に次いで2例目。CCCが図書館の運営も行うかは今後の検討課題という。計画は、東日本大震災で被災した多賀城市が復興のシンボルと位置付けるJR多賀城駅前の再開発事業の一環。図書館は15年完成予定の再開発ビルに入る。

本記事では,多賀城市における市立図書館の管理運営の取組を紹介.
本記事で紹介されている同社による市立図書館への指定管理は,2012年5月5日付同年8月15日付2013年4月1日付の各本備忘録でも記録した武雄市に続く「2例目」.現在のところ,同市HPでは確認できず,残念.一方,同社の「ニュースリリース」を確認すると,特徴としては,同市による「東北随一の文化交流拠点」の整備のなかで「地域文化の代表的施設である図書館を中心とする施設」で,同市の「歴史遺産」「多賀城市文化センターの「音楽ホール」とのネットワークを形成」*1という,いわば他の文化施設との「融合」*2が企図されている模様.2015年の完成後には,要確認.