兵庫県宝塚市の市役所放火事件で、市は14日、今回の火災による庁舎の推定損害額を1億4700万円と発表した。共済に加入しているが、どの程度補償されるかは分からず、市は週明けにも共済会と協議する方針。
 市によると、炎上した壁面や天井の修理費を6900万円と推定。ほかに空調設備工事費を5600万円、電気設備工事費を2200万円と見積もった。今後の詳細な調査で金額が変動する可能性があり、机などの備品類の損失額は現時点では分かっていない。市は、火災や水害に備えて「全国市有物件災害共済会」の建物総合損害共済に加入。放火でも補償されるといい、共済会と今後話し合う必要がある。

本記事では,宝塚市における市役所火災への推定損害額を紹介.
本記事によると「1億4700万円」と推定.同損害額は,2013年7月14日付の神戸新聞によると「焼損した1階約2200平方メートルのうち」「バルコニ,階段などを除いた約1500平方メートルを対象」に「全面改修を想定して被害額を算出」*1.同損害額への補償は,2013年7月14日付の毎日新聞が報道するように,まずは「第三者不法行為による損害」として第三者に請求し,「第三者に支払い能力がない場合」*2に,本記事でも紹介されているように,「低廉な」*3額を「皆でお金を出し合ってプールしておき」*4「相互救済」するための組織となる,地方自治法第263条の2に基づき設置されている「公益社団法人 全国市有物件災害共済会」との「話し合い」による,という.今後の補償額は,要確認.