スターバックスコーヒージャパン(東京都)は22日、青森県弘前市役所敷地内にある国登録有形文化財「旧第八師団長官舎」に弘前公園前店をオープンさせる。
 同市内への出店は初めてで、国登録有形文化財を利用した店舗は、神戸市の「神戸北野異人館店」に続き2例目。年中無休で午前7時〜午後9時、座席数は店内46席、テラス席6席。大正時代の建物を利用した店内は落ち着いた雰囲気で、ホタテの貝殻やコーヒー豆の挽ひきかすを使用したしっくいの壁、青森ヒバの天井、こぎん刺しを取り入れた長いす、ブナコを使った照明器具など、地元ならではの工夫を凝らしている。高橋健一郎店長(32)は「建物自体が魅力のお店。地域の皆さんに愛される店にしたい」と話していた。

本記事では,弘前市における行政財産管理の取組を紹介.
大正6年」に「建築」され,「国指定文化財」である「旧第八師団長官舎」*1.同地には「昭和34年」に「移築」され,同市の「市長公舎」としても利用されている.本記事では,同社の出店を紹介.同市議会において,2014年12月9日に開催された「平成26年 第4回定例会」の議事録を確認すると,同社の出店により「弘前市行政財産使用料徴収条例第2条別表に基づき,建物の評価額に1,000分の3.4を乗じて算定した額」に「100分の108を乗じて得た額」が使用料として算出され,具体的には「1カ月当たり13万7000円余の行政財産使用料」*2となる.「「行政財産使用許可」を原則とする現行法」*3のなかでの,同施設の利用手続は,要確認.