【矢板】市は10日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用し、行政や民間のさまざまな市内の情報をメール送信するサービスを始めたと発表した。遠藤忠(えんどうただし)市長が同日、情報の発信や収集業務を無償で担当する市内鹿島町の人材派遣業フィデスの千野根友和(ちのねともかず)社長(42)と委託契約を締結した。市によると、自治体と民間企業がラインによる情報提供で連携するのは珍しいという。
 公式アカウント名は「やいこみゅ」。利用するにはスマートフォンや携帯電話などでラインをインストール。友だち追加のID検索で「@yaita_city」と入力し登録する。または登録画面に飛ぶQRコードを読み込む。同社はQRコードを記載した名刺大のカードを市内のイベントや店舗などに配布し周知する。
 発信する行政情報は、休日当番医や防災、防犯、観光イベント、市の各種手続きなど。メール配信を受けるため、市や矢板署に個別に登録する必要がある既存の子育てや消防、警察などの情報も得られる。

本記事では,矢板市における広報の取組を紹介.
同市では,本記事で紹介されている通り,同「アプリケーション」を「活用した情報発信」*1を開始.同取組により,「週末の休日当番医の情報」,「イベント情報,各種手続き情報のほか」,「火災や不審者の情報」を「発信」し,「今後は市内の小売店のサービス情報やサークル活動など」の「紹介」が「予定」*2されている.同「アプリケーション」による「柔軟なイメージ」*3に基づき提供される情報内容は,要確認.

*1:矢板市HP( 組織でさがす秘書広報課)「LINE(ライン)による情報発信はじめました

*2:前掲注1・矢板市(LINE(ライン)による情報発信はじめました)

*3:伊吹勇亮, 川北眞紀子, 北見幸一, 関谷直也, 薗部靖史『広報・PR論-パブリック・リレーションズの理論と実際』(有斐閣,2014年)267頁

広報・PR論--パブリック・リレーションズの理論と実際 (有斐閣ブックス)

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