青森県八戸市で4日、市営書店「八戸ブックセンター」がオープンした。全国でも珍しい自治体運営の書店で、「売れ筋ではないが、知的好奇心を刺激するような良書」を市が選んで販売する。午前11時の開店と同時に多くの市民が訪れ、地元の小さな書店では入手しにくい本が並ぶ店内を興味深そうに眺めて品定めをしていた。
 ブックセンターは市中心部の複合ビルにあり哲学や人文・自然科学など約8千冊をテーマごとに並べる。コーヒーやアルコールも販売、1人掛けのハンモックなどに腰をおろし、じっくり本と向き合うことができる。
 開館時間は午前11時〜午後8時、毎週火曜日と年末年始が定休日。

本記事では,八戸市における書店開設を紹介.
同市では「市長政策公約」に掲載された「本のまち八戸」*1の実現を目的に,「提案型・編集型の陳列による本の閲覧スペースの提供と販売」「本に関するイベントの開催などを中心」として,同市内の「民間書店や図書館,市民活動と連携しながら」「本に関する公共サービスを構想」*2し,「八戸ブックセンター」*3を2016年12月4日に開設.本記事によると「市営書店」と位置づけられている同書店の開設.運営面における「公私融合」*4の状況は,要確認.

*1:八戸市HP(八戸市の紹介市長の部屋政策公約市長3期目政策公約)「約3年間の進捗状況(平成28年度)

*2:八戸ブックセンターHP(施設概要 | 八戸ブックセンター施設概要)「施設コンセプト

*3:八戸市HP( 政策・まちづくり本のまち八戸八戸ブックセンター)「八戸ブックセンター

*4:稲継裕昭・山田賢一『行政ビジネス』(東洋経済新報社,2011年)67頁

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