尾原宏之先生より，ご恵与賜りました．ありがとうございました．
本稿では，「明治10年初頭の「政治」と「軍事」を巡る思想」（（上）192頁）を対象として，「プロフェッショナルが貫徹され，素人の容易な口出しを許さない「軍事」の領域と，民選議院を求める声さえ澎湃として起こっている「政治」の領域が重なり合う元老院という場」（（上）195頁）における「立法官」の審議内容を分析されております．同分野には皆目不案内ではございますが，その鮮やかな分析は，分析内容は勿論，御高論で採用されている研究手法においても，現代の自治体行政への観察を進める際にも援用しうるものとも存じ，恰好の勉強の機会として，謹んで拝読させていただきます．
心より御礼を申し上げます．誠にありがとうございました.
