創造的政策としての地方分権――第二次分権改革と持続的発展

創造的政策としての地方分権――第二次分権改革と持続的発展

  • 購入理由:「地方分権改革推進委員会」における「政治任用の民間人として改革推進委事務局長を務めた」(261頁)著者による「第2次地方分権改革」及び地域主権議論に関する「論述」.興味深そう.「開かれた委員会運営」(96頁)がなされた同改革過程における,委員会運営に直接関わられた当事者,各回の委員会に臨まれた方々に対する聞き取り調査等を通じた,各種記録の蓄積は,外部観察者としての課題(かな).なお,蛇足.2008年1月30日付の本備忘録においても,その位置づけについて言及した,毎回公開された「動画」データ.同データは,同委員会の活動を理解するうえでは,膨大かつ貴重な記録(議事録では読み取ることが難しい,委員会の場の臨場感(空気感)もありました).ただ,一定期間を経過すると,掲載されなくなり,現在では,再度見ることもできない.同データは,内閣府のどこかに保存されているものなのだろうか(例えば,開示請求した場合,「電磁的記録」として出てくるものなのだろうか).