町田市の旧市役所庁舎跡地(中町一)に整備を進めていた芝生広場が、五月三日にオープンする。広場名は「町田シバヒロ」と決定。五〜十年間の暫定利用だが、散策や休憩場所として開放するほか、イベント会場として団体や企業に有料で貸す。 (栗原淳)
 広場の面積は五千七百平方メートル。ペットの立ち入りは禁止で、野球のバットやゴルフクラブを使わないなどのルールがある。有料で使用する際は市観光コンベンション協会に申し込み、営利目的で全面を使う場合の料金は一日十三万六千八百円。五月三日から三日間は記念イベントが開かれ、特設ステージでサンリオの人気キャラクターによるショーのほか、市内のダンスグループが演技を披露する。スポーツ団体による教室もある。旧庁舎は二〇一二年夏、新庁舎の完成、移転に伴って取り壊された。市は跡地利用について住民や商店街と協議してきた。石阪丈一市長は「集客施設を造るという地元との約束があり、あくまで暫定利用」と話す。利用の問い合わせは市産業観光課=電042(724)3296=へ。

本記事では,町田市における庁舎跡地の利用を紹介.
同市に設置されていた「町田市庁舎跡地等検討委員会」では,「新たな賑わいの創出」を基本的理念に,「屋根つきイベント広場」「多世代交流施設」*1の設置案が提案.「町田シバヒロ」という名称の「芝生広場」*2を開設.同広場の「一般利用」は「無料」.「占用利用」では「有料」 となり「事前の申込み」のうち「管理者との事前打合せが必要」とされており,「受付」は「利用日の属する月の6ヶ月前にあたる月の1日から開始」「1週間前まで」*3となる.一般利用,商業利用の双方によりどのような「他者とのかかわり」*4が拡がるか,開園後の利用状況は,要観察.