衆院憲法審査会は20日午前、「国と地方の在り方」をテーマに参考人質疑を実施した。専門家からは地方自治体の権限拡充に向けた取り組みが重要との意見が相次ぎ、道州制導入を求める声も出た。憲法改正の必要性では賛否が割れた。
 地方自治を巡っては日本維新の会統治機構改革などを主張。民進党細野豪志環境相地方自治の拡大を柱に据えた改憲私案を発表した。早期の改憲項目絞り込みに着手したい自民党は、野党を巻き込んだ形で議論を進めるため、積極的に取り上げたい考えだ。

本記事では,衆議院憲法審査会の開催状況を紹介.
2017年4月20日に開催された第193回国会における第4回調査会.同回の同調査会では「国と地方の在り方(地方自治等)」*1をテーマに4名の「参考人より」「意見聴取」*2されたことを,本記事では紹介.「地方自治体のあり方や地方制度そのものも」*3に関しても質疑された模様.参考人による意見及び質疑の内容は,公表後,要確認.

*1:衆議院HP(憲法審査会会議日誌・会議資料)「第193回国会

*2:衆議院HP(憲法審査会)「今後の開会予定

*3:森田朗『新版 現代の行政』(第一法規,2017年)72頁

新版 現代の行政

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