喫煙トレーラー」始動 千代田区、路上喫煙防止に(日本経済新聞2019年2月27日)

 東京都千代田区は26日、内部で喫煙ができる「喫煙トレーラー」の運用を始めたと発表した。車内に空気清浄機などを設置し、ビル内にある屋内喫煙所のような感覚で利用してもらう。受動喫煙の防止に向けた動きが広がるなか、路上喫煙の防止に活用する。

  トレーラーは面積約13平方メートル。物流で使われる通常のトレーラーを改造した。灰皿やエアコンのほか、空気清浄機を設置して室内の煙を浄化して排出する。入り口にはスロープを取り付け、バリアフリー対応にした。

 区が運営するオフィス施設「ちよだプラットフォームスクウェア」の敷地内に配置した。以前は屋外喫煙所があったが、煙を遮断する設備がないため煙が周辺に流れ出るなどの苦情が出ていた。

 受動喫煙防止のため、企業などに対して喫煙所の設置を促す取り組みが広がっている。ただ、屋外については近隣への配慮から導入にちゅうちょするケースが多い。トレーラーを使うことで一定の広さがあれば設置でき、イベントなどでの一時的な設置もしやすくなる。

 千代田区は2019年度予算案で新たに2台の喫煙トレーラーを追加し、区内の施設に置く計画だ。

本記事では,千代田区における喫煙所の取組を紹介。

同区では,2019年2月26日から「車内に空気清浄機を搭載」し「電源コネクタも着脱可能な状態」にあり「随時かつ任意に移動することが可能な屋内喫煙所」である「喫煙トレーラー」*1の運用を開始。「構造」は「軽量鉄骨等」であり,「外寸」は「幅約2.4メートル×長さ約6.0メートル×高さ約3.5メートル」,「内寸」は「幅約2.2メートル×長さ約5.8メートル×高さ約2.2メートル」,「面積」は「約13平方メートル」*2。同トレーラーには「空気清浄機」「エアコン」「LED照明」「灰皿」「スロープデッキ等」が「整備」*3されている。同区内での路上喫煙への「現行の実施体制」の「継続」*4状況ともに,同トレーラーの利用状況は,要観察。