東京都多摩市、中央公園再整備でPFI制度利用 (日本え経済新聞2019年10月21日) 

  東京都多摩市は21日、多摩ニュータウンの中心部にある多摩中央公園の再整備で、PFI(民間資金を活用した社会資本整備)制度を活用すると発表した。民間事業者に公園の改修整備まで担ってもらう「パークPFI」制度で、実現可能な収益施設などについて民間から意見を聞く調査を実施する。調査に参加する民間事業者を25日まで募集する。

 多摩中央公園は京王、小田急多摩モノレール各線の多摩センター駅近くにあり、敷地面積は約11万2千平方メートル。園内には文化施設で市内の大型イベントを開くパルテノン多摩などがある。  

 再整備ではパルテノン多摩などに飲食店を誘致するとともに、パークPFIで体験型イベントなどが楽しめ、幅広く集客ができる施設も設けられないか検討する。事業手法を2020年2月までに、実際に施設を整備する民間事業者を21年春ごろにそれぞれ決める。23年度中に再整備した公園の利用を始める計画だ。

本記事では,多摩市における公園再整備の取組を紹介.

同市では,同市の「総合公園」である「多摩中央公園」を「賑わいと活力・魅力の向上を目指す管理運営」と「その実現を可能とする」「公園の改修整備」を目指し,「民 間活力の導入により実施」*1する方針を公示.

2019年「10月15日」に同市「ホームページにて資料公開」し,「事業手法として想定しているPark-PFI 制度または PFI 手法導入のための条件」,「実施可能 な民間収益施設の内容」,「実施可能な管理運営業務の範囲等」に関して「民間事業者の意見を調査」し,同「事業への参加意向等」を「調査」する「サウンディング調査」*2を実施.同調査は「書面によるアンケート調査」と「民間事業者」との「個別対話により実施」*3される.

「協働の相手方」*4を探索する同取組.同調査の結果は,要確認.