鳥取、18歳以下医療費無償化へ 所得制限なしは全国初(共同通信2023年5月19日)

 鳥取県は19日までに、全市町村で18歳以下の医療費を無償化する方針を明らかにした。県の提案に対し、全市町村が合意した。来年度からの導入を目指す。

 県によると、所得制限なく18歳以下の医療費を完全無償化するのは、全国の都道府県で初めて。東京23区などでは今年4月から高校生までの完全無償化を始めている。

 鳥取県ではこれまで18歳以下の患者負担額の上限を、1日当たり入院で1200円、通院で530円とし、残りを県と市町村が折半で負担していた。完全無償化になれば、県と市町村の負担分が約2億3千万円ずつ上乗せされる見込み。

本記事では、鳥取県における医療費助成の取組を紹介。

現在は、子どもの「医療費の一部を本人に代わり」同「県と市町村で負担」し、「自己負担」分を、「通院」は「530円 / 日上限」として「同じ医療機関の場合は月5回目以降は無料」、「入院」では「1,200/ 日上限」*1としてきた同県。本記事によると、2024年度からは「全市町村」で「18歳以下の医療費を無償化する方針」が示された模様。

「子供の育ちを社会全体でサポートしていく」*2同取組。利用状況は要観察。