大田区にある役所にて開催された,事務事業の外部評価に関する審議会へ参加.9月18日,本日,10月10日と3回にわたる,外部評価の第2回目.10:00から16:30まで行われた,評価が終了,新宿のジュンク堂により,自治体における外部評価と市民参加・協働を研究テーマとされている学部学生さんへの紹介用図書となるかと思い,下記図書を購入.帰路で拝読.「外部評価委員の人選の重要性」等を論じられた,第3章の実践編は,楽しく拝読.ただ,75頁からの福岡市のように,評価後の「対象事業」のあり方として,「広域」化は兎も角,「国/県」(79頁)という評価項目を設けられている基礎的自治体もあることを知り,驚き.いわば,事業の移管にも準じた評価結果とも整理が出来そうではあるものの,同評価結果が示された場合,各市が自らの判断で実現することが制度的に可能なものなのだろうか.他の自治体における同種項目の設置状況は,要確認.

自治体の外部評価―事業を見直すための行政評価の活用策

自治体の外部評価―事業を見直すための行政評価の活用策