伊藤正次先生より,ご恵与賜りました.ありがとうございました.
本稿では,カリフォルニア州における直接民主制としての住民投票制度がもつ意義とともに,財政危機の進行下で,同制度を通じた「過剰統制」(17頁)による「自縄自縛」(16頁)の側面,コストの側面,少数派権利の侵害可能性の側面について考察されております.下名,同制度の効果や位置付の点からも,関心を持っていない(持てない)自治制度(自治の仕組み)の一つではありましたが.本稿を通じて,その食わず嫌いも改めさせて頂き,住民投票制度について,改めて考えさせて頂く貴重な機会となりました.
繰り返しではございますが,この度は,ご恵与を頂き,誠にありがとうございました.