福田富一知事は12日の定例会見で、「県民の歌」が3月4日から全国のカラオケ店などで配信されることを明らかにした。
 配信されるのは、通信カラオケで全国展開する第一興商(本社・東京都)の4機種。選曲すると、雄大男体山中禅寺湖が映り、爽やかなメロディーが流れ出す。福田知事は「気軽に歌えるようになり大変喜ばしい。県外の本県出身者にも本県へ思いをはせてもらえると思う」と謝意を表した。

本記事では,栃木県における「県民の歌」*1の取組を紹介.
1962年に「県民の郷土愛をたかめ,明るく豊かな住みよい郷土づくりを」目的に,「歌詞,曲ともに,長く県民」に「愛唱される歌の誕生が望まれ,県民から募集し,決定」*2された同歌.既に「演奏データのダウンロード」や「着うた・着メロのダウンロード」*3が可能と,「コミュニティソング(共同体歌)」*4としての伴奏環境が整うなかで50年間愛唱され続けたであろう同歌は,本記事によると「全国のカラオケ店などで配信」される模様.機会があれば,栃木県の方とカラオケ店に訪問してみて,ぜひ聞いてみたい.要確認(他の県歌や市歌も配信されているのだろうか,こちらも要確認).

*1:栃木県HP(県政情報とちぎのあらまし)「県民の日・県民の歌

*2:前掲注1・栃木県(県民の日・県民の歌)

*3:前掲注1・栃木県(県民の日・県民の歌)

*4:渡辺裕『歌う国民―唱歌、校歌、うたごえ』(中央公論新社,2010年)46頁

歌う国民―唱歌、校歌、うたごえ (中公新書)

歌う国民―唱歌、校歌、うたごえ (中公新書)