ビジネスマンが歩きやすい服装で通勤する「ウォークビズ」を紹介するファッションショーが22日、横浜高島屋横浜市西区)で開かれた。横浜市が11月1日に運用を開始する「よこはまウォーキングポイント事業」にちなんだ企画。市職員や同店など横浜駅西口の商業施設の従業員計9人がモデルで登場。スーツにスニーカーといったスタイルを提案した。
 同事業は40歳以上の市民が対象。参加者は歩数計を身に付けて歩き、歩数に応じ抽選で景品がもらえる。ファッションショーのモデルとなったのは市や各施設の20〜60代男性。ストレッチ素材のスーツやスニーカー、ショルダーバッグなどを着用して登場すると、同店ストアコンシェルジュ加藤久夫さん(50)が「靴は底が柔らかい物を」「グレーと白の組み合わせが爽やか」などとセールスポイントを説明した。加藤さんは「まずは足元から変えるのがお勧め。レザースニーカーは歩きやすく、職場であっても見た目に違和感はないはず。かばんを両手の空くショルダーバッグやリュックにすると良いのでは」と話していた。

本記事では,横浜市における健康増進の取組を紹介.同取組は,同市HPを参照*1
「対象者」は「40 歳以上の市民」.「参加者」は「歩数計送料630 円」を「参加者負担」すると,「データ送信機能付きの歩数計を送付」される.同「市内商店街を中心とした協力店舗等に設置される専用リーダーに歩数計をかざす」ことで「歩数に応じてポイントが貯まり景品抽選に参加」が可能になるとともに,「パソコンやスマートフォン等」で「参加者自身の歩数記録」や「他参加者との順位」*2を確認できる.2014年度は「5万人」,「2017 年度までの4年間で30 万人」が「参加目標数*3とされている.
また,同取組では,「月平均歩数」が「10 万歩を上回った月」には,「本事業の共同事業者」からの「原資」の「拠出」*4により,「20万円を国連WFP」へ「寄付」*5をする.「時間をかけて形成され,身体化された」*6,個人の習慣を社会的なものによる変容を企図されている模様.今後の普及状況は,要観察.

*1:横浜市HP(記者発表資料2014年8月「よこはまウォーキングポイント事業」参加申込の受付を開始します! 〜健康寿命日本一を目指して〜)「「よこはまウォーキングポイント事業」参加申込の受付を開始します! 〜健康寿命日本一を目指して〜

*2:前掲注1・横浜市(「よこはまウォーキングポイント事業」参加申込の受付を開始します! 〜健康寿命日本一を目指して〜)1頁

*3:前掲注1・横浜市(「よこはまウォーキングポイント事業」参加申込の受付を開始します! 〜健康寿命日本一を目指して〜)1頁

*4:前掲注1・横浜市(「よこはまウォーキングポイント事業」参加申込の受付を開始します! 〜健康寿命日本一を目指して〜)1頁

*5:前掲注1・横浜市(「よこはまウォーキングポイント事業」参加申込の受付を開始します! 〜健康寿命日本一を目指して〜)1頁

*6:宇野重規『民主主義のつくり方』(筑摩書房,2013年)114頁

民主主義のつくり方 (筑摩選書)

民主主義のつくり方 (筑摩選書)