京都市美観風致審議会の広告物専門小委員会が17日、ひと・まち交流館(京都市下京区)であった。昨年9月1日に完全施行した屋外広告物条例について、効果を確認するためアンケートをすることなどを確認した。
 アンケートは、完全施行前後の町並みの写真などを比較して受ける印象について、無作為抽出した市民1500人程度に郵送で尋ねるほか、観光客を中心に街頭でもする予定。
 またこの日は、2年ぶりに開催する「京都景観賞屋外広告物部門」の審査方法なども議論した。京都景観賞は、街に調和したデザインを持つ屋外広告物を対象に2012、13年度に計500件以上を表彰した。今年度は6月末まで市広告景観づくり推進室で推薦を受け付け、市民から公募した審査委員3人と、広告物専門小委員会の委員で審査する。表彰式は11月7日の予定。【礒野健一】 

本記事では,京都市における屋外広告物条例の成果把握の取組を紹介.
2012年5月17日付同年6月7日付同年9月30日付2014年7月16日付同年9月2日付の各本備忘録でも記録した同市における同条例の実施.同市が設置する「京都市美観風致審議会」の「第1回広告物専門小委員会」が2015年「6月17日」に開催され,「屋外広告物印象評価等調査」*1の実施が検討されたことを本記事では紹介.本記事によると「無作為抽出した市民1500人程度」を対象に,「完全施行前後の町並みの写真などを比較して受ける印象」を「郵送で尋ね」,「観光客を中心に街頭」でも実施する「予定」の模様.
「できるだけ正確な縮図になる」*2ように近づくうえでの,同調査のサンプルサイズの考え方は,公表後,要確認.