大阪府と、大阪トヨタ自動車など府内のトヨタ関連14社は16日、地域活性化に向けた「包括連携協定」を結んだ。死亡事故につながりやすい夜間の交通事故を防ぐため、府内にあるトヨタの約400店舗で、特製の反射材キーホルダー(直径約5センチ)を配布するほか、府主催の交通安全イベントなどで配る。
 府によると、地域のトヨタ社が一斉に都道府県と同様の協定を結ぶのは全国初。府との連携を希望する府内のトヨタ各社の申し出を受けて実現した。
 反射材キーホルダーは計2万個を配布する。反射材の着用を呼び掛けるトヨタ交通安全運動の一環で、反射材にはホタルをイメージしたキャラクター「マチホタル」が描かれ、内蔵ライトが光る仕掛けになってる。
 また、20日に点灯式を行うイルミネーションイベント「御堂筋イルミネーション」への各社からの寄付も協定に盛り込まれた。
 府庁で行われた締結式で、松井一郎知事は「トヨタのネットワーク力で府民のための取り組みを進めたい」と話し、大阪トヨタ自動車の小原靖史社長は「締結を機に地域のために頑張りたい」と述べた。

本記事では,大阪府における包括連携協定の取組を紹介.
同府では,2016年「11月16日」に同社の「大阪地区」「各社」「14社」との間で,「地域活性化,環境,人材育成・教育,防災・防犯など5分野にわたる連携と協働に関」して,「大阪府と大阪地区トヨタ各社との包括連携に関する協定書」*1を締結.同協定「今後の主な取組み」としては,「地域活性化」では御堂筋イルミネーションへの協力」や「交通安全啓発活動の実施」,「人材育成」では,同社が「実施するクルマファンづくりやスポーツ振興に向けたイベントに子ども達を招待」*2することが予定されている.「公-民協定(縦型協定)」*3となる同協定.同府と各社毎,又は,各社一体による具体的な事業は,要観察.