四條畷市は25日、通信アプリを使った面接を一部で初めて導入した今年度の職員採用試験で、全体の応募者数が326人と、昨年度の78人から大幅に増えたことを明らかにした。
 市は2区分の試験で、ビジネスチャットアプリ「LINE WORKS」のビデオ通話機能を利用して、パソコンやスマホを通じて面接を受けられるシステムを導入。大卒程度の試験では、採用予定2人(昨年度6人)に対して213人(同29人)が応募し、倍率は106・5倍(同4・8倍)となった。採用予定1人(同1人)の職務経験者対象の試験では69人(同27人)が応募。2区分を合わせ、昨年度より226人増の計282人が応募した。試験全体で受験資格の年齢要件を拡大した影響もあるとみられるが、282人のうち67人が通信アプリでの面接を希望。北海道や九州からも応募があったという。市人事課の担当者は「これまで近畿以外の応募者は年に数人だった。遠方のため応募を諦めていた人材が集まった」と話す。

本記事では、四條畷市における職員採用の取組を紹介。
2018年8月16日付の本備忘録で記録した同市の同取組。「Web面接」*1の開始により,本記事によると「213人」の「応募」があり,前年度の「29人」から84人増加となり,「倍率」は「106.5倍」であった模様。「独自」*2の取組による応募者数の増加。選考結果は要観察。

*1:四條畷市HP(行政情報四條畷市について職員・登録者等募集情報職員採用試験)「平成30年度四條畷市職員採用試験のご案内(9月試験)(募集は終了しました。)

*2:伊藤正次,出雲明子,手塚洋輔『はじめての行政学』(有斐閣、2016年)231頁

はじめての行政学 (有斐閣ストゥディア)

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