<新型コロナ>「過去に例のない一大プロジェクト」東京都がワクチンチーム発足(東京新聞2021年2月3日) 

 新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種に向け東京都は3日、区市町村や都医師会などの関係団体でつくる「ワクチンチーム」を発足させた。この日は都内の感染者32人の死亡発表もあり、感染抑止の早急な対策が迫られる中でのスタートとなった。
 この死亡発表は1月5日から今月2日までに死亡した60~90代の男女の死者数。1日当たりの死者発表数としては過去最多となった。
 都庁で開かれた初会合でに各担当者が出席。区市町村からは「都と医師会とでしっかりと広域調整をしてほしい」「(開始時期を巡り)自治体間の競争にならないような配慮を」などの意見が出た。都側は「国に対し、迅速で正確な情報提供を要望している」などと説明した。
 梶原洋副知事は「今回の大規模接種は過去に例のない一大プロジェクト。みなさんと情報を共有し、円滑かつ迅速な接種態勢の構築を、一丸となって進めていきたい」と述べた。
 国はワクチン接種について、医療従事者は2月中旬から、高齢者は4月からの開始を目指す方針を示している。

本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。

同都では、「医療従事者」へのワクチンの「接種」を同「都が中心で実施をする」うえで、「対象の医療従事者の方々の名簿を作成」するとともに「副反応などに関しての相談センターを立ち上げ」を進めていくなかで、「都、医師会、そして区市町村、保健所」に対して、「これらを結びながら、ワンチームにな」ることを目的に「呼びかけ」を行い、同年「2月3日」に「ワクチンチーム」の「キックオフミーティング」*1に開催。

「ワクチンを待つ」*2までの間での協力体制の整備運営状況は、要観察。