茨城県、「幸福度指標」を導入へ 次期総合計画を諮問(東京新聞2021年10月29日)

 茨城県は2022~25年度の県政の基本方針となる次期総合計画案を審議会に諮問し、県民の幸福度を示す「いばらき幸福度指標(仮称)」の導入を盛り込んだ。「県民が日本一幸せな県」を目指し、幸せを実感できる環境整備や充実度を把握するための指標とする。

県は豊かさ、安心安全、人財育成、夢・希望の4つのチャレンジを打ち出してきた。指標はこれに沿った内容で、客観性の高い政府統計データなどを基礎とする。年度ごとに都道府県間で比較できる数値を出し、全国順位を出すことも想定している。

総合計画案では新型コロナウイルス対応に加え、デジタルトランスフォーメーション(DX)や、温暖化ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルに取り組むとした。審議会では今後、基本方針などを決め、2021年度中に答申する計画だ。

本記事では、茨城県における総合計画の取組を紹介。

同県では、2021年「10月28日」に同「県総合計画審議会」の「第1回」を「開催」*1。同回の同審議会では、「新しい県総合計画策定の諮問」*2が行われ、同県では「県民一人ひとりが未来に希望を持つことができ、自身のなりたい自分像に向かって一歩でも二歩でも近づいていけるよう、挑戦を続けられることが幸せな状態である」と捉え、当該「幸せの実現に向けた様々な取組」や「環境の整備・充実状況」を「定量的に把握する」目的から、「幸福度指標」の「選定」*3を予定している。

同指標による「エビデンスに基づく見通し」*4の状況は、要確認。