東京・北区が「子ども相談ポスト」 オンラインで心理士ら対応(東京新聞2023年7月26日) 

東京都北区は夏休み期間や休み明けに子どもが悩みを相談しやすい環境をつくろうと、小中学生がタブレット端末を通じて心理士らに相談ができる事業「子ども相談ポスト」を始めた。
 毎年、夏休み明けには子どもの悩みが深刻化する傾向があり、子どもを見守る体制を強化する狙い。
 小中学生には一人一台タブレット端末が配備されており、そのメッセージ機能を使って相談できる。区教育総合相談センターの心理士らが対応し、必要に応じてスクールカウンセラーや学校の教員、精神科医とも連携する。メッセージは二十四時間送れるが、職員が対応するのは午前八時半~午後五時となる。九月末までの実施を予定し、その後の継続も検討している。
 山田加奈子区長は二十四日の定例会見で「周囲に知られずに相談できる」と説明。「夏休み明けは子どもたちが心理的に不安定になる時期。それによって危惧される行動を防ぎたい」と話した。(浜崎陽介)

本記事では、北区における相談の取組を紹介。

同区では、「子どもたちが相談しやすく、一人ひとりに支援が行き届く」ことをを目的に、「一人1台端末」に「インストールされている」「メッセージ機能」を用いて、「教育総合相談センター心理士と悩みを共有することが出来る相談窓口」*1を開催。

「内容に応じて」*2の支援内容は要確認。

*1:北区HP(子育て・教育 : 小・中学校 )「子どものこころとからだの元気を守る

*2:大森彌・大杉覚『これからの地方自治の教科書改訂版』(第一法規、2021年)17頁