新宿区、ふるさと納税で1日駅長体験 返礼品を導入(日本経済新聞2023年9月22日)

東京都新宿区は10月からふるさと納税の返礼品を導入する。JR新宿駅長の1日体験や真夜中の新宿駅の巡回などJR東日本と連携したプランや1日区長体験など約300件の返礼品を用意した。体験型の返礼品をきっかけに区を訪れる人を増やし、区内産業の活性化を図る。

新宿駅長体験は100万円を寄付した人が対象で、2024年2月17日と3月9日に各日1人限定で実施する。駅長専用の白い制服を着て列車の出発進行を合図したり、駅構内や乗務員の職場を巡回したりする。新宿駅屋上のロゴ看板近くで記念撮影なども予定する。

JR東日本の運営するウェブサイト「JRE MALL(JREモール)」で10月3日から先着順で募集を始める。ほかにも終電後の新宿駅で駅員の仕事体験や車両見学ができるプラン(寄付額30万円)のほか、みどりの窓口やシミュレーターでの仕事体験プラン(寄付額6万円)も用意した。

寄付額200万円の1日区長体験も1人限定で用意した。区長室での記念撮影や歌舞伎町のパトロールなどを予定する。

ふるさと納税を巡って東京23区でつくる特別区長会は、制度の廃止を含む抜本的な見直しを国に求めてきた。新宿区も制度と距離を置いていたが、税収流出の広がりを受け返礼品による寄付集めに踏み切った。

本記事では、新宿区におけるふるさと納税の取組を紹介。

同区では、2023年「10月1日から」「返礼品を設定」*1。「モノ消費」と「コト消費」の返礼品を用意しており、まず「モノ消費の返礼品」では「地元に愛され受け継がれてきたお菓子や食品、雑貨」「地場産業の品物」とし、次に「コト消費の返礼品」では、同「区内飲食店で使える」「食事券」、同「区内宿泊施設で使える宿泊券」、その他では「寄附金額200万円」では「一日区長体験」、「寄附金額100万円」の場合には「一日JR新宿駅長体験」などの「体験型コンテンツ」*2となる。

「贈与も交換の中で活性化していく」*3状況は、要観察。