東京都の人口、2年連続増の1408万人 全国唯一の増加(日本経済新聞2024年4月12日) 

総務省が12日発表した2023年10月1日時点の人口推計によると、東京都の総人口は前の年に比べ0.34%増の1408万人だった。増加率は22年から0.14ポイント拡大した。都道府県別で増加したのは東京都のみ。2年連続の増加だった。21年は新型コロナウイルス禍で減少したが、再び一極集中の流れが加速している。

死亡数が出生数を上回る自然減少率は0.34%と全国で2番目に低かった。海外も含めた他地域からの転入が転出より多い社会増加率は0.68%で全国トップ。少子高齢化による自然減を社会増で補った。全国に占める東京都の人口の割合は0.1ポイント増の11.3%だった。

年齢別では15〜64歳の「生産年齢人口」の割合が66.5%と全国で最も高い一方、65歳以上は22.8%と最も低かった。

本記事では、総務省における人口推計の結果を紹介。

同省によると「2023年」「10月1日現在の総人口は1億2435万2千人」となり、「2022年10月から2023年9月までの1年間に59万5千人」「0.48%」の「減少」であり、日本の「総人口は2005年に戦後初めて前年を下回った後」「2008年にピークとなり、 2011年以降、13年連続で減少」*1となっている。「都道府県別」の「人口増減率」では「増加は東京都のみ」*2となる。

同推計に基づく「政策判断」*3の状況は要観察。