■大阪・寝屋川市、AI職員の「聞きましょ課」実証 高齢者の話し相手に(日本経済新聞2026年10月14日)
大阪府寝屋川市は14日、高齢者の孤独や孤立の解消といった課題解決を狙い、生成AI(人工知能)を活用した実証実験を11月から始めると発表した。いつでも話し相手になる「AI職員」だけで構成する仮想組織「聞きましょ課」、福祉相談分野での対話型AI電話が柱となる。
実証は学研ホールディングス傘下のGakken LXと連携する。自然な会話ができるなどの特徴を持つ同社の対話型AI電話相談システムを活用する。実証の期限はなく、広瀬慶輔市長は「そのままスタートになる」などと話した。
「聞きましょ課」のAI職員は3人。明るく元気な20代の「あかりさん」、はっきりした性格の40代の「みやびさん」、落ち着いた60代の「なごみさん」。利用者は3人の中から選んで対話ができる。利用者の電話番号とひも付けし、過去の会話内容を引き継いだ雑談が可能だ。
福祉相談分野の対話型AI電話は時間外に相談できないといった課題に対応するのが狙いだ。AIケースワーカーが相談者に寄り添いながら自然な会話でニーズを引き出し、適切なサービスを提案する。まず、市障害福祉課などで実証する。
広瀬市長は「行政の電話相談の中で最も難しいのが、高度な知識やスキルが必要な福祉の分野。対話型AI電話を将来、全庁に広げていきたい」と強調。従来の電話対応を徐々に減らす考えを示した。
寝屋川市はAI技術の実験場として市役所を開放し、新たなサービスや商品の開発や実証を後押しする。第1弾がGakken LXとなる。同社は今回の実証を踏まえ、人手不足などの課題がある全国の自治体へのサービス展開を目指している。
本記事では、寝屋川市における窓口の対応を紹介。
各属性、事案ごとに「相談窓口」*1を整備する同市。本記事によると「「AI職員」だけで構成する仮想組織「聞きましょ課」」を設置する模様。
「内容に応じて」*2の対応状況は、要確認。
