東京都三鷹市、スマホ決済できるプレミアム商品券 (日本経済新聞2020年8月3日)

 東京都三鷹市は3日、スマートフォンで決済でき、購入時の金額より50%高い金額の買い物が市内の商店でできるプレミアム付き商品券を発行すると発表した。紙商品券とデジタル商品券の2種類を発行、デジタル商品券は市民以外でも購入できる。10月から販売を始め、新型コロナウイルスで売り上げが減少した市内の商店を支援する。

  デジタル商品券はみずほ銀行の専用サイトからメールアドレスなどを登録して申し込む。上限3万円まで1円単位で購入でき、商品券事業に参加する市内の商店で商品券購入時支払い金額の1.5倍利用できる。支払いの際はスマホで専用サイトを立ち上げ、スマホのカメラでQRコードを読み込んで決済する。市はみずほ銀行と事業実施に関する協定を結んだ。
 商品券発行総額(利用可能金額ベース)15億円のうち、10億5000万円分のデジタル商品券を発行する。2020年度6次補正予算に費用約6億5000万円を計上した。従来実施した商品券事業の参加店舗数500~700店を上回る店舗で、プレミアム付き商品券を利用できるようにしたい考えだ。

本記事では,三鷹市における感染拡大対策の取組を紹介.

同市では,同4者との間で「令和2年度三鷹市プレミアム付商品券事業の実施に関する協定」を「締結」*1.同協定に基づき5者間で「役割分担」をし,「デジタル商品券及び紙商品券によるプレミアム付商品券事業を実施」*2する予定.

「公-民協定(縦型協定)」*3となる同協定.同事業の利用状況は,要観察.