地方財政論入門 (経済学叢書Introductory)

地方財政論入門 (経済学叢書Introductory)

  • 購入理由:「エビデンス(=実態の把握)とロジック(=論理)による冷静な分析能力」(342頁)による財政学テキスト.近年の同分野における各種理論が,「直感的な理解」(鄱頁)できる明快な記述で説明されており,良品.下名個人的には,他の財政学・公共経済学のテキストに対して抱く感想ではあるものの(いや,「地方自治」研究,「地方行政」研究に対して同様かもしれませんが),「地方財政制度」のみならず,個々の自治体レベルにおける地方財政の仕組み・取り組みに対する「エビデンスとロジック」による分析的解説(当然,個別の自治体に関しての解説ではありません)についても,もう少し記述があればなあとも思わないでもないが,無い物ねだりは,仕方がないか.