隔週金曜に横浜・みなとみらい21(MM21)地区を巡回する、ビジネスマンを対象にした横浜市立図書館の移動図書館が好評だ。同地区での移動図書館は、働く人々の図書館活用の促進を目的に2010年7月、市内21番目の拠点として始まった。ビジネス関連の図書も積載している。
 当初は利用者が30人程度だったが、現在は100人を超える日もある。「近隣に勤める30、40代の会社員の利用が多い。周辺地域に住む親子連れも増えている」と担当者は話す。5日もスーツ姿のサラリーマンが車体外側の書架から借りる本を選んでいた。移動図書館横浜美術館前のグランモール公園に駐車し、利用時間は午前11時40分〜午後0時50分。次回は今月19日。

本記事では,横浜市における移動図書館の取組を紹介.同取組に関しては,同市HPを参照*1
同市の移動図書館は,同市内21カ所の「ステーション」*2を対象に,一週間で,毎日午前と午後に分けて巡回.具体的には,火曜日は午前2カ所,午後4カ所,水曜日は午前,午後とも2カ所づつ,木曜日は午前2箇所,午後4カ所,金曜日は午前3カ所,午後2カ所を巡回されている*3
「図書館を置く「妥当な」場所」*4確保の困難さに対して,柔軟な場所の選択を可能ともなりうる,移動図書館の取組.本記事では,21のステーションのうち「みなとみらい」*5のステーションでの利用状況を紹介.「近隣に勤める30,40代の会社員の利用が多い」とのこと.なるほど.巡回される各ステーション毎での利用層に特徴があるとすれば,移動図書館に配架する図書もそのステーション毎での利用を見込み特徴的な選書されることもあるのだろうか.要確認.