2013年5月18日と19日は日本行政学会のために愛知大学に訪問.
5月18日の初日午前終了後,せっかく久しぶりに名古屋にきたので帝冠様式の市庁舎と県庁舎を見なければと思い,お昼休みの2時間を利用して,急いで会場を出て庁舎へ向かいました(金曜日に大学から出る際に,今年一緒に「庁舎管理の行政学」を勉強している,学生さんたちから写真を撮ってくるように,というご下命があったこともありますが).

 土曜日はやはり駐車場にも車止めにもガラガラなので庁舎を見るには最適な日(庁舎内を見れないというディレンマもありますが).県庁を眺め得した気分になり,次は,同県庁とまさに隣り合う名古屋市役所へ.物理的に「近い」市役所と県庁はおそらく2つだけ.一つは,道路一本を間に挟み隣接しあう秋田市秋田県,そしてもう一つは,名古屋市と愛知県.その他の「近い」庁舎では,お堀と道路一本を挟む,静岡市静岡県福井市福井県がありますが(今度の甲府市役所と山梨県庁も近そうです),やはり名古屋市庁舎と愛知県庁の二つの庁舎の物理的な距離はやはり「近い」(機能的や心理的に「近い」のかは,またお話は別かもしれませんが).

 しかし,いざ市役所をみると,残念ながら現在外壁工事中.灰色の防音シートですっかりと覆われており,まったく外観を楽しむことできませんでした(今回の名古屋訪問の楽しみでしたので,閑散とした市役所をまえに一人で打ち拉がれていました).

 うなだれながら周辺を散策すると,県庁舎真裏には知事公舎.結構,小規模でした.車寄せがある正門となりの通用入口を見てみると,そこにはしっかりと知事のお名前での表札もありました.当然といえば当然ですが,なんだかユニーク.そんな楽しみをしてみて公舎を後にして,学会会場に戻りました.