福井県庁1階の県庁食堂で6日から、手打ちのおろしそばの提供が始まった。県が進める県有施設内のレストランや喫茶コーナーのメニュー見直し、サービス向上の一環で、福井市内のそば店の協力を得て実現した。
 県は、利用者拡大のために県有施設内にある飲食店の改善に着手した。第1弾として福井市の県国際交流会館の喫茶コーナーを7月20日にリニューアル。ユアーズホテルフクイと提携し、同ホテルで人気の高いケーキの提供を始めた。県庁食堂では、福井らしいメニューの開発に取り組んでおり、そば店とのコラボメニューとして手打ちそばを販売する。同市中央1丁目の「本家あみだそば遊歩庵」から毎朝打ち立ての十割そばを仕入れ、越前焼のそば鉢で提供する。価格は500円(大盛り700円)。17日までの期間限定メニューだが、県人事企画課は「好評なら定番メニュー化を検討する。今後もさまざまな店などとのコラボメニューを考えていきたい」としている。

本記事では,福井県における庁舎食堂の取組を紹介.同取組に関しては,同県HPを参照*1
同県の庁舎1階に置かれている「食堂」では,同「県産」の「そば粉100%使用」された「手打ち十割そば」を「500円 (大盛り 700円)」で,「H24.8.6(月)〜8.17(金)の2 週間限定」で販売.本記事を拝読させて頂くと同「県が進める県有施設内のレストランや喫茶コーナーのメニュー見直し」の一環,という.2008年12月7日付の本備忘録において項目立てを試みた本備忘録における妄想的・断続的観察課題のひとつである「庁舎管理の行政学」の観点からは,「第3章:役所食堂の行政学」としても興味深い.「市民や観光客も多く立ち寄れる場所」*2として,県内外の方々が役所(庁舎)食堂に訪れられることになると,更に,興味深い.今後の「福井らしいメニューの開発」も要観察.

*1:福井県HP(報道発表資料トップ県庁食堂において、「本格手打ちおろしそば」の提供を始めます!)「県庁食堂(県庁1階)で「本格手打ちおろしそば」を提供します!

*2:稲継裕昭・山田賢一『行政ビジネス』(東洋経済新報社,2011年)67頁

行政ビジネス

行政ビジネス