横浜市は9日、8月7〜14日にみなとみらい地区で大規模イベント「ピカチュウ大量発生チュウ!」を開催すると発表した。
 市は東京五輪を見据え、株式会社「ポケモン」と2020年度までの協力協定を今月1日に締結。様々な仕掛けで誘客促進を目指す。市によると、同イベントは14年から2年連続で開催され、延べ343万人を集客。各種メディアで取り上げられ、広告費に換算すると約8億円のPR効果があったという。会場では、世界的な知名度を誇る同社の人気キャラクター「ピカチュウ」があちこちに延べ1000匹以上も登場し、ダンスや大行進を行う。今回は初めて、「ずぶぬれスプラッシュショー」として放水イベントも予定している。同社の石原恒和社長は9日、林文子市長の定例記者会見に同席し、「多くの海外メディアにも取り上げられてきた催し。今年はピカチュウも防水性能を高めてパワーアップしたので、みんなでぬれて盛り上がってほしい」とアピールした。

本記事では,横浜市における協定締結の取組を紹介.
同社と「協力協定」*1を締結した同市.同協定第2条に基づき,同市及び同社では,双方「保有又は管理するコンテンツのブランド向上に資するプロモーションに関すること」「国内外からの誘客促進事業」,同市が「実施する文化プログラムをはじめとする文化芸術振興事業」,「その他,横浜市の行政施策の推進に資すること」とともに,「市民の生活や活動の充実及び地域活性化に資すること」に関する包括条項を定め「連携」*2をする.また,同協定第3条により「連携事項に係る各年度の事業内容」は、年度毎」に「協議の上で決定」し「実施合意した事業に係る」両者の「役割及び経費負担等は」両者「間で別途締結する年度協定書により定める」*3をこととされている.本記事では,同協定に基づき「大規模イベント」*4の開催予定とその内容を紹介.「行政主導の連携」から「民間のより主体的な参画と発意を求め」*5ることも企図する同協定に基づく事業内容は,要観察.