福岡市は25日、スマートフォンなどの無料通信アプリ「LINE(ライン)」を活用し、ごみの回収日や避難勧告など市民向けの生活情報をリアルタイムで配信するサービスを始めた。必要な情報を選べるのが特徴で、市によると全国初の試み。10月24日までの実証実験として行い、効果などを踏まえて継続するかを決める。
 配信するのは、避難勧告や微小粒子状物質PM2・5、黄砂などの情報、子どもの月齢に応じた子育て情報、市のお知らせなど4種類。福岡市の公式アカウントを「友だちに追加」して設定する。例えばごみの日なら、可燃、不燃や町名、通知の時間帯を登録すれば条件にあったタイミングで情報が届く。
 LINEのキャラクターに「うれしかー!!」「よか」などの博多弁や観光名所、名物料理を組み合わせたオリジナルスタンプ(8種類)も併せて作成。7月23日までに登録した利用者にプレゼントする。25日の定例記者会見で高島宗一郎市長は「市報だけでなく、使いやすい形で情報を送り市民生活を便利にしたい」と述べた。

本記事では,福岡市における広報の取組を紹介.
同市では同アプリケーションを「活用した情報配信サービス」を「開始」*1.「防災情報」,「ごみの日」,「子育て情報」,そして「市からのお知らせ」の「生活に密着した市政情報の中から」,同「市民」が「必要に応じて選択した情報を」,同アプリケーションを「通じて」」*2当該市民に伝える.「プッシュ型」*3による情報提供の同取組.登録状況は,要観察.

*1:福岡市HP( 市政全般広報・報道 :ほしい情報だけLINEで届く!福岡市LINE公式アカウント開設(LINEを活用した情報配信サービス))「LINEを活用した福岡市の情報配信サービスを開始」(平成29年4月25日,市長室広報戦略室広報課)

*2:前掲注1・福岡市( LINEを活用した福岡市の情報配信サービスを開始)

*3:森田朗『新版 現代の行政』(第一法規,2017年)133頁

新版 現代の行政

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