都が小中学生向け絵画コンクール 長期計画のヒントに(日本経済新聞2019年7月1日) 

 東京都は1日、新たな長期計画策定に向け都内在住・在学の小中学生を対象にした絵画コンクールを始めた。成長して大人になる頃の10~20年後の東京の姿を描いてもらう。純粋な子どもの抱く夢やアイデアをヒントに東京の将来を構想し、実現に必要な施策を考える。

「わたしが大人になった時の東京」をテーマに八つ切り以上四つ切り以下の画用紙で絵画を募集する。東京の街がこんな風になったらいいなという夢やアイデアを自由に描いてもらう。作品の題名と120文字程度の説明文も求める。募集期間は子どもたちの夏休み期間を想定して9月6日までとした。

 審査結果は12月上旬までに通知する。最優秀作品1点に都知事賞を授与する。都は年内に新しい長期計画のビジョン策定を目指している。

本記事では,東京都における長期計画策定の取組を紹介.

にて記録した同都の長期計画策定の取組.同取組の一環として,「応募時に東京都内に在住又は在学している小学生又は中学生」を対象に,「若い世代の方々に東京の将来の姿」を「考えてもらい」「幅広いアイデア」を把握することを「目的」に「絵画コンクールを開催」*1.「テーマ」は「わたしが大人になった時の東京」,「応募部門」は「小学生低学年(1~3年生)の部 」,「小学生高学年(4~6年生)の部 」,「中学生の部」の3部門となり, 「募集期間」 は2019年「7月1日(月)から同年9月6日(金)まで」*2とされている.

「個別の政策のあり様を全てに通じて差配するマスターキー」*3としての長期計画.「大人になった時の東京」の絵画から逆算された計画内容は,要観察.