世田谷と江戸川区、来年4月に児相設置 特別区で初めて (朝日新聞2019年8月23日) 

 東京都世田谷区と江戸川区は、それぞれ来年4月1日に児童相談所(児相)を設置する。特別区による設置は初めて。政府が22日、設置に必要な児童福祉法施行令の改正を閣議決定した。

 同法は、都道府県と政令指定市に児相の設置を義務づけているほか、特別区中核市にも設置を認めているが、これまで特別区による設置はなかった。厚生労働省によると、荒川区も来年7月に設置する予定。

本記事では,世田谷区と江戸川区における児童相談所の設置を紹介.

2019年8月22日に,2020年「4月に世田谷区及び江戸川区児童相談所設置市に指定する」「児童福祉法施行令の一部を改正する政令」が「閣議決定*1.同決定を受けて,特別区長会長からは「長年にわたって積み重ねてきた取組の成果と」「これらの取組に関わった特別区職員の思いが結実したもの」とし,「特別区の歴史に大きな画期をなすもの」と述べ,2020年度から「特別区による児童相談所の設置が始まり」「その後も開設する区が続く」予定とともに,「東京都との連携,協力のもと」「新しい児童相談行政の姿をつくっていく必要があると考え」*2が提示されている.

児童相談所設置による「児童虐待防止行政を区に一元化する」*3なかでの各機関間での連携の取組状況は,要観察.

 
多機関連携の行政学 -- 事例研究によるアプローチ

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