福井県職員採用試験にアピール枠新設 2022年春入庁の概要発表、専門人材募る (福井新聞2021年3月11日) 

 

福井県は、2022年春に入庁する県職員採用試験の概要を発表した。北陸新幹線敦賀開業を見据えたインバウンド拡大など県政課題の解決に向け、専門的な知識や経験を持つ人材を採用する「アピール枠」を新設する。

 Ⅰ種試験で設けるアピール枠は、インバウンド推進に当たる国際貢献活動経験者や、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に取り組む情報処理技術資格者などを募る。通常の教養試験でなく、民間企業で用いられている基礎能力試験(SPI3)やアピールシートで選考する。人事委事務局は「民間企業を視野に就職を考えている人材も幅広く取り込んでいきたい」としている。

 バブル崩壊後に就職難だった主に30~40代を対象に本年度創設した「就職氷河期世代対象枠」、県外の企業などで培ったノウハウをU・Iターンしてもらうことで県の政策立案に生かしてもらう「移住・定住促進枠」は引き続き設ける。

 採用予定人数や受験資格、試験内容など詳細は4月下旬に公表する予定。

本記事では、福井県における職員採用の取組を紹介。

 同県では、「DX推進、インバウンド推進、地方創生推進など」、同「県政の課題解決に活かせる知識・経験を有する方を対象とした採用試験」*1を開始。「受験資格」は、1987年「4月2日」から2000年「4月1日までに生まれた方」*2が対象。「選考」は「第1次試験」が「基礎能力試験(SPI3) 」と「アピールシート」、「 第2次試験」が「論文試験・口述試験*3となる。

「積極的な自信」の「アピール」*4の同取組。応募状況は要観察。