東京都、飲食従業員を優先接種 感染防止の協力店 (日本経済新聞2021年6月18日)
東京都は18日、飲食店の従業員を対象に新型コロナウイルスワクチンの優先接種を始めると発表した。都庁南展望室を会場とし、25日に開設する。店舗の感染防止対策責任者から接種する。
優先接種の対象となるのは、感染防止対策責任者「コロナ対策リーダー」を登録して研修を済ませ、都職員による感染防止対策の点検も受けた約4万店。接種券なしでも予約を受け付ける。
都にとって築地市場跡地、都庁北展望室に続く3カ所目の大規模接種会場となる。築地市場跡地などは警視庁や東京消防庁の職員、医療従事者や東京五輪・パラリンピック関係者を対象としてきた。南展望室では飲食店の従業員のほか、柔道整復師や獣医師らに幅広く接種する。1日あたり最大1500人程度の接種を目指す。
市区町村が主体となって実施している接種を加速するため、都は大規模接種会場を5カ所程度開く方針を明らかにしている。今後は会場の増設に加え、接種対象の拡大や大学と連携した接種なども進める。
本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。
同都では、「ワクチン接種」を「加速」する目的から、及び同年同月14日付の両本備忘録 で記録した築地市場跡地と同都庁北展望室に続き、同「都庁南展望室ワクチン接種センター」を「開設」*1。「対象者」は同「柔道整復師、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師、獣医師、2020大会関係者」と「点検済店舗のコロナ対策リーダー等」とされており、ワクチン接種は、2021年「6月25日」*2から開始。
「投網型鎮静」*3に向けた接種状況は要確認。
*1:東京都HP(都政情報 : 報道発表 : これまでの報道発表 : 報道発表/令和3年(2021年): 6月 )「都庁南展望室ワクチン接種センターの開設(2165報)」
*2:前掲注1・東京都(都庁南展望室ワクチン接種センターの開設(2165報) )
*3:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)120頁