東京都品川区長選、12月4日に再選挙 全国7例目(日本経済新聞2022年10月18日)

東京都品川区選挙管理委員会は18日、任期満了に伴う区長選の再選挙を11月27日告示、12月4日投開票の日程で実施すると発表した。10月2日に投開票された区長選で、出馬した新人6人がいずれも当選に必要な法定得票(有効投票総数の4分の1)に届かず、当選者が出なかったためで、総務省によると、首長選の再選挙は、2017年の千葉県市川市長選以来7例目。特別区長選では初めて。 
 4期目の浜野健氏が勇退し、16年ぶりに新人同士の選挙戦となった10月2日の選挙には過去最多の6人が出馬し、票が分散。有効投票総数は11万3395票で、法定得票数は2万8349票。最多得票者でも約600票届かなかった。当日有権者数は33万516人で投票率は35.22%(前回32.71%)だった。
 公職選挙法は首長の再選挙について、選挙日から2週間、異議申し出期間を設け、異議がなければ、その後50日以内に再選挙を行うと定めている。品川区選管は17日までを異議申し出期間としていた。浜野氏は7日に任期満了を迎え、8日からは桑村正敏副区長が区長の職務代理者を務めている。

本記事では、品川区における区長選挙の取組みを紹介。

で記録した同区長選挙。2022年「10月2日」に「執行」した同「区長選挙」では「法定得票数」である「有効投票総数の四分の一」「を超える候補者」とならず「当選者がい」なかったことから、同年「12月4日」に「区長の再選挙」を「区議会議員補欠選挙を併せて」*1実施。

「有効票の25%というハードルは低く、再投票が行われたことは数回にとどまる」*2とされてきた再投票。再投票の結果も、要観察。

*1:品川区HP(区政情報 : 選挙・成人選挙 )令和4年12月4日執行 品川区長選挙・品川区議会議員補欠選挙  」)

*2:曽我謙悟「首長」北山俊哉・稲継裕昭編『テキストブック地方自治 第3版』(東洋経済新報社、2021年)21頁