エスカレーター条例施行 歩かず利用を、名古屋市(共同通信2023年10月1日)

エスカレーターでの事故を防ぐため、歩かず立ち止まって乗ることを利用者に義務付ける条例が10月1日、名古屋市で施行された。罰則はなく、安全な利用を促すのが狙い。同様の条例は2021年に埼玉県が施行しており、都道府県と政令市では全国2例目。

条例では「利用者は右側か左側かを問わず、エスカレーターの階段上に立ち止まらなければならない」と明記。こうした利用の周知を設置施設の管理者に義務付けたほか、市長が管理者に必要な指導、助言ができるようにした。

市は、市営地下鉄の駅エスカレーターの階段に「歩かない」と記して注意喚起するなどキャンペーンを展開している。

本記事では、名古屋市におけるエスカレーターの利用に対する取組を紹介。

で記録した同市が制定した同条例。「エスカレーターの利用者は、右側か左側かを問わず、エスカレーターの踏段上に立ち止まって利用しなければな」ならず、「エスカレーターの管理者等は、利用者に対して、立ち止まった状態でエスカレーターを利用するよう周知しなければな」ないことを規定した同条例が、2023年「10月1日」に「施行」*1

「ローカル・ルール」*2による同取組の実施状況は、要観察。