東京都文京区、タクシーで学童送迎 空きある施設へ(日本経済新聞2024年4月3日) 

 東京都文京区は4月から、小学生をタクシーで学童保育に送迎する取り組みを始めた。学童の待機児童が多く発生した地域から、定員に空きのある施設へ子どもを送り迎えする。子育て世帯を支えるため、待機児童解消を目指す。

窪町小学校と学童施設の間を2台で結ぶ。日の丸交通(東京・文京)に委託し、養成講座や保育実習を修了したドライバーが運転する「子育てタクシー」を使う。6人の利用でスタートした。区は2024年度当初予算に運行費など950万円を計上した。

文京区の学童の待機児童は、19〜22年度は50人以下で推移していたが、23年度は97人と急増した。早期解消を目指し、4月に学童保育を新たに10カ所開設した。児童館では下校後、自宅に帰宅せずに来られる「ランドセル来館」も始めた。

本記事では、文京区における学童保育の取組を紹介。

同区では、「学童保育の待機児童」の「増加」に対して「待機児童が多く発生した地域から」「定員に空きのある育成室へ」「送迎車を利用して登降室する事業を実施」*1

「需要側の事情」と「供給側の事情」*2を踏まえた同取組。利用状況は要確認。